「防災やアウトドア以外でもポータブル電源を活用したい」
「普段使いでポータブル電源を使えるのか?」
ポータブル電源を持っている方で、こう考えている方に朗報です!!
使い方次第では、ポータブル電源の普段使いや電気代の節約ができる!!
普段使いの具体的な手順や、普段使いのメリット・注意点について、ポータブル電源サイトを運営している筆者が分かりやすく説明します。
- ポータブル電源の普段使いで電気代が節約できる
- ポータブル電源を普段使いするための手順3ステップ
- ポータブル電源を普段使いするメリット3選
- ポータブル電源の普段使いにおける注意点3つ
詳しくは目次から紹介していきます。ぜひご覧ください!!
ポータブル電源を普段使いすることで年間約8万円の電気代が節約可能!!
ポータブル電源を普段使いすることで、1年で最大約8万円を節電できます。
8万円あればちょっとした家電の購入や、旅行に行けるためとても大きいですね。
よく使う家電16種と節電できる額を下の表にまとめました。
家電名 | 消費電力(W) | 節電可能な額(円) | ||
---|---|---|---|---|
1日当たり | 1か月当たり | 1年当たり | ||
スマホ(充電) | 15 | 2.7 | 72 | 876 |
ノートパソコン | 90 | 14.4 | 432 | 5,256 |
ゲーム機 | 250 | 40 | 1,200 | 14,600 |
照明 | 20 | 3.2 | 96 | 1,168 |
液晶テレビ | 150 | 24 | 720 | 8,760 |
電気ケトル | 450 | 72 | 2,160 | 26,280 |
ドライヤー | 1,200 | 192 | 5,760 | 70,080 |
電子レンジ | 1,300 | 208 | 6,240 | 75,920 |
電気毛布 | 90 | 14.4 | 432 | 5,256 |
こたつ | 300 | 48 | 1,440 | 17,520 |
ホットカーペット | 500 | 80 | 2,400 | 29,200 |
ストーブ/ヒーター | 900 | 144 | 4,320 | 52,560 |
扇風機 | 35 | 5.6 | 168 | 2,044 |
小型クーラー | 250 | 40 | 1,200 | 14,600 |
家庭用冷蔵庫 | 300 | 48 | 1,440 | 17,520 |
エアコン | 500 | 80 | 2,400 | 29,200 |
最も消費電力が高い「電子レンジ」をポータブル電源で使用すると「1か月で6,000円」、「1年で7.5万円」を節電できます!!
ポータブル電源を普段使いするための手順3ステップ!!
ここではポータブル電源を普段使いする方法を3ステップで解説します。
ポータブル電源や使用する家電の規格を守って、正しく使いましょう。
まずは取扱説明書を読んで、ポータブル電源の容量や使用する家電の消費電力を確認します。
この時、ポータブル電源の定格出力が消費電力を上回っていることや、出力容量が使いたい時間分あるかを見ておきましょう。
また、あらかじめ充電状態を確認しておくことで途中に充電切れする心配がなくなります。
使用する家電に合わせて、以下の出力ポートを選びましょう。
- AC出力コンセント (交流100Vの機器に対応)
- USBポート (スマホやタブレット充電に対応)
- DCポート (直流12Vの危機に対応)
あとは電源を入れて家電を使うのみです!!
使い終わったら電源を切って、機器を取り外しましょう。
また残量が減っていたら、次に使うときのために充電しておきましょう。
涼しく乾燥した場所で保管して、3か月に1回定期的に充電することで寿命が長くなります!!
電気代も節約可能!?ポータブル電源の普段使いのメリット3選!!
ここではポータブル電源を普段使いするメリットを3つ紹介します。
ポータブル電源の普段使いは、電気代の節約以外にもオススメなポイントがあるので、解説していきます。
コンセントが届かない場所でも家電が使える
ポータブル電源があれば庭やベランダなど、コンセントが届かない場所でも家電製品を自由に使えます。
DIYやガーデニング、バーベキューなどの作業にとても便利ですね。
また停電が発生したときでも、冷蔵庫や照明、携帯電話などを充電でき、生活に必要な電力を確保することができます。
複数の家電を同時に使える
定格出力の範囲内であれば、複数の家電を同時に使用可能。
電子レンジやドライヤーなど消費電力が大きい家電でも、ポータブル電源1個で電気を供給できるのも大きなメリットです。
また電気代が安い夜間の電力を貯めておくことで、日中に使える電気量が多くなります。
ソーラーパネルと組み合わせて、より電気代を節約できる
ポータブル電源の中には、太陽光パネルで充電できるモデルもあります。
日中に太陽光パネルで充電し、夜間にその電力を使うことで、電気代を節約することができます。
特に夏場は日照時間が長いため、太陽光発電で効率的に充電することができます。
電気代節約につながるだけでなく、環境にも優しいエコな使い方と言えます。
ポータブル電源の普段使いにおける注意点3つ!!
ここではポータブル電源を普段使いする上で、注意する点を3つ紹介します。
これらの点に気を付けて、ポータブル電源を普段使いしてみてください。
重量と大きさ
ポータブル電源は、バッテリー容量が大きくなるほど重く、サイズも大きくなります。
特に大容量のポータブル電源は、持ち運びが大変で、場所を取ってしまうというデメリットも。
特に女性や高齢者にとって持ち運びが負担になる場合もあります。
他にもサイズが大きいものは、屋内の設置場所を確保する必要もあることを知っておきましょう。
充電時間
ポータブル電源をフル充電するには、数時間かかる場合があります。
特に大容量のポータブル電源は、フル充電までの時間が長いです。
使用前に充電を忘れると、いざという時に使えなかったり、停電で充電できないときに役に立たなくなってしまいます。
ランニングコスト
ポータブル電源は、ランニングコストがかかります。
主に充電にかかる電気代や、バッテリーの劣化による交換費用などが考えられます。
特に太陽光パネルなどを利用せずに、毎回コンセントから充電する場合、電気代がかさむ可能性も。
またバッテリーは消耗品なので、ある程度使用したら交換の必要があるため注意しましょう。
ポータブル電源を普段使い以外で活用する方法4選!!
ここでは普段使い以外のポータブル電源の活用方法について4つ紹介します。
ポータブル電源の使い方次第では、どこでも快適に電気を使用できます!!
①:アウトドア・レジャー
アウトドアやレジャーでは、ポータブル電源がとても活躍します。
以下のシーンでよく使われる方が多いかもしれません。
- 釣り
- 登山
- 車中泊
- キャンプ
スマホやカメラの充電、扇風機、電気ケトル、小型冷蔵庫の利用など用途は様々です。
②:災害対策
災害に遭った時にも、ポータブル電源は非常に役に立ちます。
- 断水
- 停電時
- 被災時の避難先
断水時には、ポータブル電源を使って水道水を汲み上げ、煮沸することで飲料水が確保できます。
③:DIY・ガーデニング
DIYやガーデニングで、ポータブル電源を使用することもできます。
- DIY作業
- ガーデニング
お家の作業でも、照明やラジオ、電動工具の使用で、ポータブル電源は力を発揮します。
④:イベント・仕事
屋外イベントや仕事先で、ポータブル電源があると便利です。
- 屋外イベント
- 営業や出張などの仕事先
野外イベントで、照明、音響機器、小型冷蔵庫などを使い、盛り上げることも可能です。
また営業や出張などの仕事で、ノートパソコンや小型プリンターを充電切れを気にせずに使うこともできます。
ポータブル電源の普段使いに関するQ&A3選
ここではポータブル電源の普段使いに関して、よくある質問3つに解答します。
ポータブル電源を普段使いする上で気になった点があれば、こちらを参考にどうぞ。
ポータブル電源の日常的な使い道は?
ポータブル電源の日常的な使い方は、家の中で普段使いすることです。
コンセントが無い場所でも電気が使えたり、複数の家電を同時に利用できたりとメリットが多いです。
詳しくはこちらから
ポータブル電源の寿命は普段使いでどのくらいですか?
ポータブル電源の寿命は普段使いで「約4,000回」ほどです。
年数に直すと、約8~10年ほどになります。
詳しくはこちらから
ポータブル電源を使わないとどうなる?
ポータブル電源を使わないと、中のバッテリーが劣化していきます。
放っておいても自然放電してしまうため、使わないときは60~80%ほどの残量にしておくのがオススメです。
長い間使わない場合は、涼しくて乾燥する場所で保管したり、3か月に1回定期的に充電したりしましょう。
詳しくはこちらから
まとめ:ポータブル電源を普段使いして、電気代をうまく節約しよう!!
今回はポータブル電源の普段使いについて紹介しました。
以下の内容がまとめです。
- ポータブル電源の普段使いで電気代が節約できる!!
- ポータブル電源を普段使いするための手順 3ステップ
- ポータブル電源を普段使いするメリット 3選
- ポータブル電源の普段使いにおける注意点 3つ
屋外でしかポータブル電源を使わず、普段は箱の中や物置に置いているという人も多いかもしれません。
しかしポータブル電源は、家の中で普段使いする上でも、とても便利な電化製品です。
お家の中で快適に電気を使う道具の一つに、ぜひポータブル電源を利用してみてはいかがでしょう?