ポータブル電源の充電しっぱなしは大丈夫?→寿命が縮むから避けよう!!

ポータブル電源 充電しっぱなし
充電しっぱなし

防災やアウトドア、普段使いでよく使うポータブル電源。

「普段使わない時はコンセントに挿しっぱなしで保管している」という方にアドバイス。

結論

実はポータブル電源の充電しっぱなしは良くないです!!

「理由は?」「正しい充電方法は?」と思いますので、ポータブル電源のサイトを運営している筆者が分かりやすく解説します。

この記事を読むと分かること
  • ポータブル電源の充電しっぱなしが良くない理由:4つ
  • ポータブル電源の充電に関するNG行為:4選
  • ポータブル電源の寿命が延びる充電方法:4つ
  • ポータブル電源を充電しっぱなしにしてしまった時の対処法

それでは詳しく説明していきます。

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目次

【結論】ポータブル電源を充電しっぱなしは良くない…

結論 ポータブル電源 充電しっぱなし

結論、残量100%のポータブル電源を充電しっぱなしにするのは良くありません

理由として容量が100%になっても充電し続けると、以下のようなデメリットがあるからです。

  • 寿命が短くなる
  • バッテリーが劣化する
  • 過充電状態になり発熱する
  • 衝撃が加わると最悪発火する

バッテリーの劣化は発熱や衝撃により、最悪発火して火災になるケースも。

そのため電池残量が100%になったらポータブル電源の充電を止めましょう!

ポータブル電源の充電しっぱなしが良くない理由:4選

ポータブル電源 充電しっぱなし 良くない

残量100%のポータブル電源を充電し続けるのは良くないと解説しました。

ここでは充電しっぱなしが良くない理由について、4つの観点から具体的に解説します。

過充電になる

ポータブル電源の充電しっぱなしにすると、リチウムイオン電池が過充電状態になってしまいます。

過充電とは:満充電(容量100%)の状態で更に充電しようとしている状態のこと

過充電になることで、充電できる許容量を上回るエネルギーが供給され、電池内部でガスが発生します。

このガスの発生から、充電容量の低下や寿命の短縮につながります。

寿命が縮まる

充電しっぱなしはポータブル電源の寿命を縮めます

ポータブル電源が過充電になると、電池内部で発生するガスが原因で、充電できる容量が小さくなります。

つまりポータブル電源が使える期間が短くなるため、寿命が短くなってしまうのです。

電池内部が膨張、変形する

充電しっぱなしにすることで、電池が膨張したり変形したりします

過充電状態になることで、電池内部で化学反応が起きてガスが発生します。

このガスが電池内部に溜まり続けることで、電池の変形や膨張に繋がるのです。

衝撃で発火、爆発する

充電しっぱなしにすると、最悪発火、爆発になるケースがあります。

過充電状態が長く続くことで電池が高温になり、発火に繋がるのというのが理由です。

衝撃が加わることで、電池内部で溜まり続けたガスが爆発を引き起こすケースもあります。

ポータブル電源を60~80%まで充電した後に、コンセントから外すことをオススメします。

ポータブル電源の充電に関する4つのNG行為

ポータブル電源 充電 NG行為

ここではポータブル電源を充電したり使ったりする際に、避けた方がいい行為を4つ紹介します。

防災やアウトドア、普段使いなどでは以下の点に注意してポータブル電源を利用しましょう。

高温多湿の場所に置くこと

ポータブル電源を高温多湿の場所に置くのは控えましょう。

45℃以上の環境であれば避けることを推奨します。

主に夏場の車内や、屋外での直接日を受ける場所には注意が必要です。

ちなみにポータブル電源を快適に使用できる温度範囲は5~35℃になります。

パススルー充電

パススルー充電はポータブル電源の寿命を減らすため良くありません。

パススルー充電:ポータブル電源を充電しながら、家電機器などを利用すること

製品によってはパススルー充電に対応したポータブル電源もあるため、付属の取扱説明書から確認してみましょう。

コンセントに挿しっぱなし

コンセントに挿しっぱなしにすると過充電になるため注意しましょう。

「コンセントを外すまで、いちいち容量を見るのが面倒」という方はBMS機能付きのポータブル電源を使うと良いでしょう。

BMSとは:「バッテリーマネジメントシステム」の略。満充電になると通電遮断し、過充電を防ぐ機能がある

他にもBMSには過放電の防止や、供給電力の大きさを安定する機能があるためとても便利です。

容量0%で長い期間放置

容量0%のまま放置しておくと、過放電になるためバッテリーに良くありません。

過放電:容量0%の状態で放置し続けること。

リチウムイオン電池には「自然放電」という特性があり、使わない時でも容量が常に少しずつ減り続けます。

過放電のままだと、自然放電により深放電状態(必要最低限の電圧以下)になってしまいます。

これがバッテリーに良くないため、使わない時は60~80%ほど充電して保管するのがオススメです。

もし充電しっぱなしにしたら→ポータブル電源を静置!!

充電しっぱなし ポータブル電源 寿命

万が一ポータブル電源を充電しっぱなしにしていた場合は、コンセントから外し高温多湿の場所を避けて置きましょう

電池が劣化しても使うことはできますが、容量が低下しているためなるべく早く安静な場所へ移動することが大事です。

ちなみにスマホやタブレットを充電しっぱなしにして、内部の電池が膨張しケースから飛び出た事例もあるそうです。

ポータブル電源内部の電池が変形して捨てる場合は、自治体によって廃棄の仕方が異なるため、専門業者に回収をお願いしましょう。

ポータブル電源の寿命が延びる充電方法:3選

ポータブル電源 寿命 延びる 充電方法

ここではポータブル電源を長く使える、充電の仕方や使用方法について3つ厳選して紹介します。

以下の点を意識することで、ポータブル電源を快適に使いましょう!

バッテリー残量60~80%にする

ポータブル電源を保管する際は、バッテリー残量を60~80%にすることがオススメです。

リチウムイオン電池は自己放電するため、長く保管するときは過放電を避けるよう、容量の半分以上は充電します。

目安として満充電の半分の時間ぐらい充電すると良いでしょう。

定期的な充電、放電

定期的に充電したり放電したりすることが、リチウムイオン電池を長く使う秘訣です!

長い期間使わなくても自然放電するため、1か月に1回のペースで容量を見てあげましょう。

また3か月に1回ほど完全放電した後、充電する方法もあります。

継ぎ足し充電は大丈夫

リチウムイオン電池において、継ぎ足し充電は問題ありません

電池の中に「メモリー効果で容量が低下する」ものもありますが、リチウムイオン電池製のポータブル電源は基本問題ありません。

メモリー効果:容量を使い切らず浅い充電を繰り返すことで、見かけの容量が小さくなる現象

なお継ぎ足し充電の際には、使う機器の消費電力や使用時間を見積もって、要領に余裕のあるポータブル電源を選びましょう。

【オススメ】充電しっぱなしを防止できるポータブル電源:2選!!

ここでは、過充電を防げるBMS(バッテリーマネジメントシステム)が付いたポータブル電源を2つ紹介します。

充電しっぱなしによるポータブル電源の劣化が気になる方は是非ご覧ください!!

電圧や温度を適切に管理しつつ過充電や過放電を防止できる、お手頃なポータブル電源です。

BMSに加えて「NCM制御機能」が備わっており、電池内部でショートや過負荷が発生すると充電や放電を自動停止します。

ポータブル電源を長く使うためにもBMS機能つきの製品を選びましょう!

ポータブル電源の充電しっぱなしに関するQ&A3選

ポータブル電源 充電しっぱなし Q&A

ここでは、ポータブル電源の充電に関する3つの質問に回答します。

ポータブル電源を長く使いたい、正しい充電方法を知りたい方はご覧ください。

ポータブル電源をコンセントに挿しっぱなしにするとどうなる?

ポータブル電源をコンセントに挿しっぱなしにすると、過充電になります

こちらで詳しく解説→「ポータブル電源の充電に関する4つのNG行為:コンセントに挿しっぱなし

過充電は電池の劣化や発熱、膨張の原因にもなります。

オススメは過充電を防止できるBMS機能付きのポータブル電源の使用です。

なぜ充電を100%にしてはいけないの?

100%充電が良くない理由は、電池が劣化するからです。

こちらで詳しく解説→「ポータブル電源の充電に関する4つのNG行為:コンセントに挿しっぱなし

しばらく使う予定が無い場合は、容量は60~80%にしておきましょう。

ポータブル電源を充電しながら使えるか?

ポータブル電源を充電しながら使うこと自体は可能です。

ただしリチウムイオン電池の負荷が大きいため、基本オススメしません

こちらで詳しく解説→「ポータブル電源の充電に関する4つのNG行為:パススルー充電

パススルー充電に対応したポータブル電源もあるため、取扱説明書を一度読んでみましょう

【まとめ】ポータブル電源の充電しっぱなしは避けよう!!

まとめ ポータブル電源 充電しっぱなし 避ける

今回は「ポータブル電源の充電しっぱなしは避けた方がいい」ことについて解説しました。

まとめ
  • ポータブル電源の充電しっぱなしは、寿命が縮むから良くない
  • ポータブル電源の充電に関するNG行為
    • 高温多湿の場所で保管
    • パススルー充電
    • コンセントに挿しっぱなし
    • 残量0%で長期保管
  • ポータブル電源の寿命が長持ちする充電方法
    • 残量60~80%に保つ
    • 定期的な充電、放電
    • (継ぎ足し充電は問題ない)
  • ポータブル電源を充電しっぱなしにしてしまった時
    • コンセントから抜き、高温多湿の場所から避けて置く

ポータブル電源はたまにしか使わないという方も多いでしょう。

いざ使う時にポータブル電源がしっかり動くよう、充電には気を付けましょう!!

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