「ポータブル電源って元は取れるの?」「毎月の電気代が高い。いい節電方法を知りたい」
このような悩みをお持ちの方いらっしゃいませんか?
実際にポータブル電源のみで元を取るのは難しい…(節電対策としては有効です)
「元を取るのが難しい理由」や「実際に節電できる額」などを、ポータブル電源のサイトを運営している筆者が分かりやすく説明します。
- ポータブル電源のみで元を取れない理由
- 「ポータブル電源+ソーラーパネル」で元を取るのに必要な期間
- ポータブル電源を普段使いで節電できる額
- ソーラーパネル以外の充電方法
詳しい解説は目次からご覧ください。
Jackery製品は、初心者にもオススメなポータブル電源
- 普段使いやアウトドア、災害時で活躍‼︎
- コスパが良く、アフターサービスも充実
- 未開封、未使用なら30日の間いつでも返品できる
\ 最大5年間の保障付き‼️ /
【結論】実際にポータブル電源だけで元を取るのは難しい…
結論を述べますと、実際ポータブル電源だけで元を取るのは難しいです。
理由として、4つの要因が存在します。
- 購入価格が大きい
- 目安:容量1,000Whのポータブル電源→14万円ほど
- 元を取るまでに長い時間が必要
- 目安:ポータブル電源+ソーラーパネル6台→10年ほど
- 使用する際に電力ロスが生じる (充電、消費時)
- 使うたびにポータブル電源が劣化していく
もし1,000Whのポータブル電源を限界まで使ったと仮定すると、節電可能な額は約13万円になります。
- 前提条件
- 容量1,000Whのポータブル電源 14万円
- ポータブル電源の使用限度 4,000回(約10年)
- 電気料金単価 32円/kWh
- (使用時の電力ロス、ポータブル電源の劣化などは無視)
(総節電額)
=(ポータブル電源の容量)×(平均電気料金単価)×(使用可能回数)
=1kWh×32円/kWh×4000回
=12.8万
(充電効率や変換効率、電力ロスを無視したため、実際の節電額は10万円ほどでしょう)
もちろん「電気代の上昇」や、「高性能のポータブル電源の利用」で節電できる額が上がる可能性もあります。
それでも最初の購入価格には届かないため、元を取るのは厳しいです。
「ポータブル電源+ソーラーパネル」だと、最短10年で元を取ることができる!!
ポータブル電源のみでは元を取りにくいですが、ソーラーパネルを組み合わせると、最短約10年で元を取ることができます。
主な理由はソーラーパネルを利用すると、バッテリーを無料で充電できるため、トータルの節電額が大きくなるからです。
以下の表が、各ソーラーパネルの代数ごとの元を取るまでの期間を表したものです。
ソーラーパネルの台数 | コスト(万円) | 一日の発電量(kWh) | 節電可能な額(円) | 元を取るまでの期間(年) | ||
---|---|---|---|---|---|---|
1日当たり | 1か月当たり | 1年当たり | ||||
1 | 17.5 | 0.5 | 16 | 480 | 5,840 | 30 |
2 | 21 | 1 | 32 | 960 | 11,680 | 18 |
3 | 24.5 | 1.5 | 48 | 1,440 | 17,520 | 14 |
4 | 28 | 2 | 64 | 1,920 | 23,360 | 12 |
5 | 31.5 | 2.5 | 80 | 2,400 | 29,200 | 11 |
6 | 35 | 3 | 96 | 2,880 | 35,040 | 10 |
日照時間:5時間。ソーラーパネル1台につき1日で0.5kWh発電可能
太陽光発電について、以下の3点を知っておくと便利です。
- 充電効率:24% (ソーラーパネル→ポータブル電源)
- 変換効率:80% (ポータブル電源→家電使用時)
- 日が出てている時間しか充電できない
オススメは、日照時間にソーラーパネルを使用し、日が出ていない時はポータブル電源を利用する方法です。
また以下の4つの工夫で、元を取るまでの期間をさらに短縮できます。
- 購入費用を抑える (コスパの良いポータブル電源を購入)
- 日照時間が長い場所で使用
- 電気代が高い地域で使用
- 政府や自治体の補助金制度を活用
ポータブル電源で元を取るのは難しい→普段使いだと年間約8万円の電気代が節約できる!!
単体で元を取るのは厳しいポータブル電源ですが、普段使いすることで1年に最大約8万円を節電できます。
8万円あればちょっとした家電の購入や、旅行に行けるためとても大きいですね。
下の表によく使う家電16種と節電できる額をまとめました。
家電名 | 消費電力(W) | 節電可能な額(円) | ||
---|---|---|---|---|
1日当たり | 1か月当たり | 1年当たり | ||
スマホ(充電) | 15 | 2.7 | 72 | 876 |
ノートパソコン | 90 | 14.4 | 432 | 5,256 |
ゲーム機 | 250 | 40 | 1,200 | 14,600 |
照明 | 20 | 3.2 | 96 | 1,168 |
液晶テレビ | 150 | 24 | 720 | 8,760 |
電気ケトル | 450 | 72 | 2,160 | 26,280 |
ドライヤー | 1,200 | 192 | 5,760 | 70,080 |
電子レンジ | 1,300 | 208 | 6,240 | 75,920 |
電気毛布 | 90 | 14.4 | 432 | 5,256 |
こたつ | 300 | 48 | 1,440 | 17,520 |
ホットカーペット | 500 | 80 | 2,400 | 29,200 |
ストーブ/ヒーター | 900 | 144 | 4,320 | 52,560 |
扇風機 | 35 | 5.6 | 168 | 2,044 |
小型クーラー | 250 | 40 | 1,200 | 14,600 |
家庭用冷蔵庫 | 300 | 48 | 1,440 | 17,520 |
エアコン | 500 | 80 | 2,400 | 29,200 |
ポータブル電源で最も消費電力の高い電子レンジを利用すると、「1か月で6,000円」、「1年で7.5万円」を節電することができます!!
補足で他の節電対策として、4つの有効な方法を紹介します。
- 消費電力の低い家電製品を使用する
- 使用時間を短縮する
- 電気代が高い時間帯の使用を避ける(電気料金の単価が低い「夜」がオススメ)
- ポータブル電源の効率が高いモデルを選ぶ
【比較】ソーラーパネル以外でポータブル電源を充電する5つの方法
ここではソーラーパネル以外でポータブル電源を充電する方法を5つ紹介します。
「ソーラーパネルは高くて買えない…」「身近にできる充電方法を知りたい!!」という方は次の方法を参考にしてみてください。
充電方法 | 充電時間(目安) | メリット | デメリット | 充電可能な場所 |
---|---|---|---|---|
コンセント(AC100V) | 7.5時間 | 最も手軽で効率的、 充電時間が短い | 電気代がかかる | コンセントがある場所 |
車のシガーソケット(12V) | 14時間 | 車で利用可能、 アウトドアや車中泊に便利 | 車のバッテリー上がりに注意が必要 | 車の中 |
手回し発電機 | 発電効率による | 災害時に役立つ、 電源がなくても人の手で充電可能 | 充電に時間がかかる、労力が必要 | どこでも |
風力発電機 | 環境に優しい、 維持コストがかからない | 設置場所や天候に左右される | 風が吹く場所 | |
水力発電機 | ランニングコストがかからない、水源があれば充電可能 | 設置場所が限られる | 水が流れる場所 |
※住んでいる場所や使う状況によって、発電できないケースもあります。
使う際の状況に合わせて、効率の良い発電方法を試してみましょう。
【オススメ】普段使いで電気代を節約できる「ポータブル電源+ソーラーパネル」2選
ここでは「ポータブル電源」と「ソーラーパネル」のオススメセットを2つ紹介します。
普段使いの節電対策として便利な物を厳選しました!
・大容量の1,002Wh。高い安全性と長寿命化を実現
・充電速度がとにかく速い!!
- ACコンセント:最速1.8時間
- シガーソケット2枚:5.5時間
- ソーラーパネル2枚(出力100W):7時間
100%充電するまでの速度がとにかく速い!!
また、合計出力1,000Wまで安定して電力を出力し、寿命が長い点も大きな特徴です。
・便利な付属品付き(出力100Wのソーラーパネル1枚。ACアダプター。トランスジャック。シガーソケット。収納ポーチ)
・様々な充電方法に対応
- ACコンセント:約7.5時間
- シガーソケット:約14時間
- ソーラーパネル(出力100W):2枚で約10時間。1枚で約17時間
シガーソケットやACアダプターなど便利な付属品付きです。
ソーラーパネルの台数は、1枚セットと2枚セットの好きな方を選べます。
より節電したい方は、ソーラーパネルを追加して発電量を大きくするのがオススメです!!
ポータブル電源で元を取ることに関する質問3選
ここでは、ポータブル電源で元を取ることに関した3つの質問に回答します。
電気代にお困りの方、良い節電方法を探している方は、参考にどうぞ!!
ポータブル電源は何年で元が取れますか?
ポータブル電源で元を取ろうとすると、約10年かかります
ポータブル電源のみで元を取るのは厳しいですが、ソーラーパネルと組み合わせると可能です。
なお、充電方法や毎月の電気代、ポータブル電源の精度によって期間は変わります。
蓄電池をつけたら電気代はいくら安くなりますか?
蓄電池を付けることで、電気代を年間約8万円ほど安くできます。
ポータブル電源で使用する家電によって節約できる電気代が変化するので注意しましょう。
ポータブル電源にソーラーパネルは必要ですか?
結論:必ずしも必要ではありません。
ポータブル電源は、コンセントやシガーソケットなど様々な方法で充電可能であるため、自分に合った方法を試してみましょう。
まとめ:ポータブル電源のみで元を取るのは厳しい…→普段使いで電気代を節約するのはオススメ!!
今回は、「ポータブル電源で元を取れるのか」について解説しました。
- ポータブル電源のみでは元を取れない(上限まで使用しても節電額が購入額を上回らない)
- 「ポータブル電源+ソーラーパネル」では元を取るのに必要な期間は「10年」!!
- ポータブル電源を普段使いすることで年間約8万円を節電できる!!
- ソーラーパネル以外でできる充電方法5選
ポータブル電源は、元を取るには難しい反面、防災時やアウトドア、節電対策には非常に役に立つ電化製品です。
たまにしか使用しないポータブル電源を、普段使いで節電対策に使ってみましょう!!
Jackery製品は、初心者にもオススメなポータブル電源
- 普段使いやアウトドア、災害時で活躍‼︎
- コスパが良く、アフターサービスも充実
- 未開封、未使用なら30日の間いつでも返品できる
\ 最大5年間の保障付き‼️ /